ロンドン発のテクノロジーブランドNothingは、世界中から700件超の応募を集めた共創プロジェクトの成果として、スマートフォン「Phone (3a) Community Edition」を全世界限定1,000台で販売すると公表しました。容量は12GB RAMと256GBストレージの1モデルのみで、価格は税込5万9,800円です。購入には事前の購入希望登録が必要で、受付は12月12日19時までNothingの公式サイトで行います。
本モデルは、コミュニティから選出された4組の新進気鋭クリエイターとNothingのデザインチームが、約9カ月かけて共同開発しました。90年代後半のテックカルチャーをモチーフにしたシースルー筐体とカラーのツヤ消し仕上げを採用し、パッケージにも本体のアクセントカラーを反映します。付属アクセサリーとして、Nothingの独自フォント「Ndot55」で数字を刻んだサイコロセットが同梱されるほか、レトロテーマを踏襲したロック画面の時計と壁紙、90年代PCグラフィックス風のマーケティングキャンペーン「Made Together」もクリエイターと共に制作されました。
Nothingは、製品共創にとどまらず、コミュニティ代表を取締役会に迎えるなど、企業運営への関与も拡大させています。直近では企業評価額13億ドル(約1,950億円)で、総額500万ドル(約7.5億円)のコミュニティ投資ラウンドを開始すると説明しました。ハードウェア事業で構築した基盤をもとに、ユーザーとともに次世代のAIネイティブなプラットフォームを構築する方針で、今後も共創型ブランドとしての動きが広がるかが注目されます。
【イベント情報】
Phone (3a) Community Edition スペシャルイベント
2025年12月12日(金)19:00〜22:00
会場:PBOX SHIBUYA(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 10F)
【商品情報】
Phone (3a) Community Edition(12GB+256GB)
価格:59,800円(税込)
数量:全世界1,000台限定
購入希望登録期間:12月12日19:00まで(nothing.tech)
source: PR TIMES
